●生活のネタ編<トイレ編>#1 ドイツのトイレは有料が多い
- あさひ
- 2024年11月3日
- 読了時間: 6分
更新日:2024年11月15日
●生活のネタ編<トイレ編>#1 ドイツのトイレは有料が多い
2024.11執筆
結論:常にコインとマイティッシュを持ち歩け!
有料でもトイレは行ける時に行け!
海外で心配なことの1つ、トイレ。
日本のトイレはどこにでもあるし、きれい!
しかも有料なことは滅多にないので、その反面ドイツはどうなのか気になると思います。
私、渡独前に不安からのストレスなのか胃腸が弱くなりトイレに何度も行ってる時期があったので本当に心配でした。
私はトレッキング(山登り)が趣味なのですが、日本でトイレが有料なのは山ぐらいでしょうか?
山にあるトイレはチップ制だったり100円とかのところが多いです。(それでも良心的ですよね!)
ドイツのトイレは私の想像よりはたくさんありましたし、想像よりはきれいなところも多いです。
水を流すと便座が回り自動的に拭いてくれる仕様のトイレもあったりします。
ですが、日本よりも数が少なかったり、汚かったり、壊れていたり、トイレットペーパーがなかったりする場合が多いです。
そして有料の場合が多いです!!!!
駅にあるトイレはほとんど有料です。
大体トイレ前が改札みたいになっていてお金を払うとゲートが開く仕組みです。
またHauptbahnhof(中央駅)のような大きな駅でも1箇所しかトイレがないこともよくあります。
いざトイレに行きたくなって焦らないよう余裕があるうちに場所を把握しておくのがオススメです。

↑フランクフルト中央駅にあるトイレ。ここは地下にトイレがありました。

↑別の駅のトイレ。駅のトイレは会社が何社かあるようで、先ほどの写真は「rail&fresh」でしたがこちらは「SANIFAIR」です。
会社によってトイレもちょっと違います。ここには水を流すと便座クリーナー?が出てきて、便座が回り自動的に掃除してくれるトイレがありました。
↑便座自動洗浄トイレ。日本で見たことない……最初出会ったときは衝撃でした!

↑ドイツは子どもに優しい国だなと感じることがよくありました。
このトイレもその1つで、子どもは無料でした。子ども用入口がかわいい♪
道端にある公衆トイレはほぼ有料で、お金を入れるとドアが開きます。
2回だけ無料の公衆トイレを見つけたことがありますが、
1回目はなんとか使える程度の綺麗さ、2回目は見るに耐えられないぐらい汚かったです笑

↑これが私が2回だけ出会った無料の公衆トイレの1つ!
見た目は日本にもありそうな良さげなビジュアルだったので期待してしまいましたが、中が汚すぎて使えませんでした笑
週末などに開かれるマーケット、オクトーバーフェスト、クリスマスマーケットなど
なんらかのイベントやお祭りで設置される仮設トイレもほぼ有料です。
仮設でもちゃんと手洗い場もありますし使い勝手は意外と悪くなかったです。

↑本場ミュンヘンのオクトーバーフェストのトイレ誘導看板。
トイレと直接書いておらず、天使の弓矢に「00(数字のゼロ2つ)」!
0がトイレの便座の形を表している?とかどこかで読んだのですが、それを知らないと分かりにくいかも!
ショッピングモールは無料の場合もありますが、有料もよくあります。
私の体感、有料7割:無料3ぐらいかな?
ショッピングモールのトイレは大抵掃除が行き届いていてきれいなので重宝してました。
大きめのレストランなどは無料なことも多いですが、有料の場合もあります。
有料の場合はトイレ前に受付のおばちゃんなどがいて、お皿にお金を置いていくように言われます。
客として食事してるのに有料?!と変に思うかもしれませんが、結構あるあるです。
私の体感、無料7:有料3でしょうか……
逆に言うと、道端でトイレに行きたくなった時、
通りすがりのレストランに入れば、その店で食事してなかったとしても、お金を払えば貸してくれる場合が多いです。
カフェや日本食レストランなんかだと比較的無料のことが多かったです。
私の働いていたカフェもお客さんは無料で、トイレだけ借りたい人は0.5€で貸していました。
また、大きめの飲食店だとトイレが地下にある場合が多いです。
地下なんて臭いもこもりそうだし換気しづらいような気がしますが……あるあるです。
なぜなのか理由が知りたい!笑

↑おしゃれなレストランのトイレ誘導看板。
無料かつきれいな可能性が高いのが、空港、役所、博物館、美術館、塔や城など観光名所です。
ここぞとばかりに利用しましょう!!
日本のコンビニのような感じで街中でキオスクをよく見かけますが、トイレは基本借りられないと思ったほうが無難です。
私の偏見かもしれませんがキオスクはあまり治安が良いイメージもないです……
1度だけトイレも何もない無人駅にポツンとあるキオスクで1€払って借りられたことがありましたが、それは周りに何もない状況を考慮しての特殊パターンだと思います。
電車内にあるトイレは無料ですが、壊れていたり汚い確率も高いです。
「Defekt」「Außer Betrieb」などの貼り紙は「故障中」の意味です。
ただ新幹線はもちろん、全てではないですが普通列車にもトイレがあるのはありがたいです。
ハズレの確率は高いですが、たまに普通にきれいな時もあって、アタリだと嬉しいです♪

↑ドイツの普通電車。右側の白い壁がトイレ。電車のトイレ、故障してる率が結構高いです……
有料の場合、金額は50セント(0.5€)、70セント(0.7€)、1€なことが多いです。
お札が入る機械もありますが高額紙幣は対応していなかったり、コインのみ対応の機械もあります。
有人受付の場合も1€のために50€札を出したりするとあまり良い顔をされないと思います。
すぐ両替できる状況じゃない場合もありますし、両替機がある場合も壊れていたりすることもあります。
常にトイレ用のコインを持っておくことをオススメします!
私はカードで払える買い物をあえてお札で払って、お釣りのコインをトイレ用に取ってました。
有料なのでたとえトイレがあっても今あんまり行きたくないからいいや!とケチってしまいたくなるのですが、
あると思っていた駅にトイレがなかったり、あったとしても1箇所しかないために混んでいたり、
壊れていたり、トイレットペーパーがなかったり、汚くて使いたくないレベルの場合もあります。
有料だったとしても今は我慢できそうでもきれいでトイレットペーパーもあるなら行っておいたほうが良いです。
そして、トイレットペーパーがない場合に備えて水に流せるポケットティッシュを持ち歩くことを強くオススメします!
私はこれで何度助かったか分かりません。
レストランのトイレでも補充されてなかったりすることもあります。
ちなみに日本だと水に流せるポケットティッシュが100均でも買えてとても便利なのですが、なぜかドイツでは見かけません……
ドイツのドラッグストアを探し回り、
赤ちゃんのおしりを拭く用の流せるウェットティッシュは見つけたのですが、
成人が持ち歩く用の流せるティッシュはありませんでした。
でも、現地の方を見てるとみなさん自分のティッシュを持ち歩いていて、
トイレットペーパーがないトイレにもガンガン入っていくんです。
だからあれは流れない普通のティッシュだけど、やむなしで使ってるのかな?と思ってます……
日本から水に流せるティッシュを多めに持ってくるのがオススメ!!
Comentarios