●生活の基本編 #6 チップどうする問題
- あさひ
- 2024年11月22日
- 読了時間: 3分
●生活の基本編 #6 チップどうする問題
2024.11執筆
結論:チップは働き手にとって大事な収入源。
よほどのことがない限り日本食店でも現地店でも10〜20%は払って、
お互い気持ちよく過ごそう!
日本にない文化、チップ。
調べると大体10〜20%ほど払いましょうなんて書いてありますが、
飲食店といってもいろいろあるし、どんな飲食店でも絶対なの?
払わなくてもいいの?
そもそもどうやって払うの?
と思うこともあると思います。
私が見た一部の情報で
「チップは基本不要、もし払うとしても2〜3€で良い」というのがあったのですが、
これは間違いと言っていいでしょう。
私がドイツに住んで実際感じたチップへの温度感は……
︎●チップは合計金額の10〜20%程度
︎●金額の端数やサービス内容によってもちろん前後して問題なし
︎●払わなくても絶対ダメということはないが良い印象は与えない
︎●一般的なレストラン、日本食店などではよほどサービスに不満がない限り払うべき
日本人が日本人店員にチップを払うのは変な気もしますが、
チップをもらって喜ばない人はいません!
●セルフ要素が多いor短時間の滞在or持ち帰りの場合などは払わなくても問題ないがおつりを渡すと喜ばれる
セルフサービスのカフェ、アイス屋、ケバブ屋、ファストフードなど。
喜ばない人はいないのでおつりの小銭をチップとして渡すと良い◎

↑チップはドイツ語でTrinkgeld(トリンクゲルト)。
私が働いていたカフェにはレジに「Trinkgeld」と書かれた黒いチップ箱が置かれていました。
多くのお客さんはお釣りをここに入れてくれていました!
金額は具体的にはどれぐらいかと言うと、
レストランでお会計が92€→チップ含め100€払う
ラーメン店でお会計が31€→チップ含め35€払う
カフェでお会計が15€→15€払ったあと1〜2€コインをチップ箱に入れる
といった具合!
現金で払う場合は、
何も言わないとおつりが返ってきてしまうので
「Stimm so(シュティムゾー、おつりは取っておいてくださいの意味)」
と一言添えましょう。
カードで払う場合は、
たとえば85€に対して100€払う場合なら「100€」と言いましょう。
その一言だけで「あ、この人はチップ含めて100€払ってくれるんだな」と店員さんは分かってくれます。
また、現金で払う場合で、
たとえば20€に対して25€払いたいのに50€札しか持っていない場合も、
「25€」と言いながら50€札を出せば、25€おつりが返ってきます。
飲食店勤務者にとってはメリットでもあり貴重な収入源のチップ。
よほど質の低いサービスでない限りは10〜20%払うべきかなあと思います。
ちなみに……
チップの話題は払う側ばかりフォーカスされますが、もらう側はどうなのでしょうか?
私もドイツで働いていた時はチップをもらう側でした。
そのお話は【●生活のネタ編<バイト編>#1 チップは大切な収入源】に詳しく書いたので良ければご覧ください!
チップを払うことに慣れると、
日本に帰国して日本のホスピタリティ溢れる素晴らしい接客にチップを払いたくて仕方なくなります。
ドイツでは基本的にはチップ渡して、サービスを提供する側もされる側もお互い気持ち良く過ごしたいですね!
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